明日はチームR-Typeの練習会です。
6月度はタクティカルなステージ×2になります。
前段は前回と同じ配置で、後段はTangoさん考案のステージになります。
前回の配置

チームメンバーの方には前もってメールでお知らせしましたが、レギュレーションをTangoさんがタクティカル用に作成してくれましたので、熟読しておいてください。
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◆タクティカルコース基本理念
・タクティカルコースは極端なタイム競争や、順位・成績の誇示が目的ではありません。
・セルフディフェンス/コンシールドキャリーに必要となる銃や装備の“安全な使用方法”と“現実的で熟練された技術”の習得を目的としています。
◆銃口の安全管理
・銃口より前方は常に危険です。シューターは必ずそれを念頭に置き、銃口を安全な方向へ向けなくてはなりません。
・通常、タクティカルコースではコースデザインによってこの安全規則を厳守するよう配慮されています。
◆レンジコマンド
・射撃の前と後に指定の号令があります。
1. Load and make ready (装填・準備をしてください。
2. Shooter ready (準備を完了してください。
3. Standby (開始に備えてください。
Start signal(射撃開始※タイマーブザー音)
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When you finish(射撃終了)
1. Unload and show clear (銃から弾を抜き、安全になった事を周囲に知らせてください。
2. Slide down or cylinder closed (スライドを閉鎖してください。
3. Hammer down (ハンマーを落としてください。
4. Holster (ホルスターに銃を戻してください。
5. Range is safe (レンジの安全を確認しました。
◆射撃中に必要に応じて発せられるコール
・Finger/移動など撃つ時以外に、指がトリガーに掛っていると発せられるコールです。
・Muzzle/銃口が安全な場所以外へ向いてる時に発せられるコールです。
・Stop/射手及び周囲にとってひどく安全ではない場合、射撃を中止させる為、発せられるコールです。
・Cover/カバーを指定される箇所において、充分な範囲をカバーしていない時発せられるコールです。
・Move/移動射撃を指定される箇所において、左記射撃を行っていない時発せられるコールです。
◆指示された行為に対するエラー(Procedural Error)
(3秒の加算)
・指がトリガーガードの中に入っている
・カバーが適切に行われていない。これは1箇所につき1回のペナルティが加えられます。
2箇所で2回の警告を受ければ、2回分のペナルティ(6秒)の加算となります。
・要求されているリロードをしない。これは1回の指示違反につき1回のペナルティが加えられます。
2回行って2回の警告を受ければ、2回分のペナルティ(6秒)の加算となります。
・弾が装填されたマガジンを落とした場合。これは射撃中どんな場合においても弾が装填されたマガジンを落としてしまうと3秒のペナルティが追加されます。
・弾が装填されたマガジンを落とした後、これを回収せずに射撃を終えた場合。
・要求されているコンシールの(銃を隠す)場所からドローしない場合。
・要求されている移動射撃をしない場合。
・要求されている射撃規則にしたがわない場合。
◆スポーツマンシップに違反する行為(Failure To Do Right)
(20秒の加算)
・不適切な装置や装備、技術を用いてステージの趣旨の抜け道を見つけたり、意図的に妥協して試合に臨む場合に加算されます。
・タイム短縮などを狙い、射手にとって有利なリロードを行う為に必要以上に撃った場合に加算されます。
・スコアを伸ばすために故意的なProcedural Errorを犯した場合に加算されます。
・リロードの指定がある際、ペナルティの大小を省みて意図的にリロードせず追加弾を撃った場合に加算されます。
◆競技ルール
・使用する銃の装弾数は全てモデルとなった実銃と同じ弾数でなくてはなりません。
・タクティカルコースではタクティカルリロードのみリロードが許可されています。
・タクティカルリロード
A.使用したマガジンを銃から抜き取る前に、スペアマガジンを抜き出す。
B.銃から使用したマガジンを抜き取る
C.スペアマガジンを銃に入れる
D.使用したマガジンをマグポウチに収納する
・リロードはカバー(遮蔽物)の背後でのみ行えます。
☆注意点として、タクティカルリロードは「全弾を撃つ前に」行なうようにして下さい。
タクティカルリロードによるリロードの定義は、「銃に残弾が残った状態で」のリロードとなります。
チェンバーに必ず弾を1発残した状態でリロードを行なってください。スライドロック状態でのリロードはペナルティとなり3秒加算されます。
◆カバーについて
・シューターはターゲットと対峙する際、可能な限り障害物の後ろに隠れ脅威から身を守らなければなりません。
この障害物に隠れる動作をカバーと呼びます。
・リロード時におけるカバーは、胴体上部の50%以上、脚部は完全にカバーの後ろに隠れてなくてはなりません。
・ローカバーは片膝が地面に接触し、なおかつ脚部が100%隠れなければなりません。
・カバーが不適切だった場合、レンジオフィサーはペナルティが発生する警告をシューターに伝える事ができます。
◆タクティカルコースで使用するエアソフトガンに関するレギュレーション
・モデルとなった銃の銃身長が5.1インチ以内のもの
・光学サイトの使用は不可。ファイバーオプティックサイトは使用可能ですが先述の“Failure To Do Right”に抵触する様な過度に大きく実際的でないサイズのサイトは使用不可です。
・銃にカスタムを施す場合、実銃のデザインとして存在しうる、実際的なカスタマイズが好ましい。
・マガジン/本体を問わず、軽量化と見なされるカスタムは一切不可。
・オートは全て、テストボックス(22.22cm×15.24cm×4.12cm)に収まるサイズでなくてはいけません(マガジンも含む)。
◆ホルスターについて
・日常的にコンシールドキャリーできるよう設計されたホルスターであること。
・インサイドパンツ(Inside Waist Band)、パンケーキホルスター、ブルース・ネルソンタイプ(アベンジャータイプ)のホルスターはすべてタクティカルコースで使う事ができます。
・ズボンのベルトループを通し装着するタイプで、ベルト幅は1 3/4“(4.375cm)のベルトまで使用可。
・トリガーガードをカバーしていること。
・角度はストレートか、バックレイクであること。アジャスタブルなバックピースは不可ですが、ボルトオンタイプのアジャストは使用可能です。(インサイドウェストバンドホルスタはこの次第ではありません)
・銃が安全で落ちない程度のホールドのテンションがあること。(アジャスタブルテンションは可)
・オフセットになったベルトループタイプでないこと。
・一般的な厚みの素材であること。(革、ナイロン、カイデックス、プラスティック、等)
・オートのブリーチフェイスがベルトのセンターより上であること。
・体から銃までの距離が3/4“(1.875cm)以内であること。
・ホルスターのトリガーパッドが、体の真横のラインより後ろにあること。
・ホルスターにロック機能がある製品であれば、これを使用しなければなりません。またロック機能を使用不可能にしたり、取り除いてはいけません。
☆使用不可ホルスター
・クロスドローホルスター、ショルダーホルスター、バックホルスター、レースホルスター(レース用と称して発売されているもの)、フロントレイクホルスター。
・ブリーチフェイスより1 3/4“(4.375cm)以上フロントをカットされているホルスター。
◆マグポウチについて
・日常的に携行可能で、なおかつコンシールメントを意識したものであること。
・1 3/4インチまでのベルトループであること。
・フルロードしたマガジンを挿入し上下を逆さにしても落ちないテンションがあるもの。
・マグポウチはマガジン本体の1/3をカバーできるものとします。
・マガジン前面側が極端にオープンなタイプでないもの。
・前後への角度調整機能がないもの、もしくはベルトに対して10度以上の傾きが最初からついていないもの。
・ベルトに通した状態でポウチが体の側面中心より前に出ないポジションに装着すること。
・マグポウチはマガジン3本分まで装着可能です。但しスタート直前にマグポウチに挿していいマガジンは2本のみです。
残りの一本分はロードの掛け声の際、手順をスムーズに行うために使用する事ができます。
◆装備に関するレギュレーション
・すべての装備(シャツ、ジャケット等)はセルフディフェンスにおいて実用的でなければなりません。
・日常的に着用するのに無理がありタイム短縮を意図しているとマッチディレクターが判断した場合、その装備は使用できません。
・洗濯補強用以外の目的を持つ、人工的な補強材を含んだポケット付きの衣服は使用してはなりません。
・ニーパッド、及びエルボーパッドを着用する場合はプロテクターを持たないものを服の下に着用してください。
・使用可能なジャケットやシャツは着用時、両腕を肩の高さまで持ち上げた状態でホルスターやマグポウチなどの装備品が周囲から見えないものとします。
・ガンベルトは幅4.45cm、厚さ8mmより大きいものは使えません。
・ベルトをズボンへ通す場合、ベルトループへは2つを除いて全てのベルトループを通らなければなりません。(ベルトループが5つあるズボンの場合、2つまでならベルトをベルトループに通さなくてもよい)
ここまで-----------------------------------------------------------
特に、装弾数はリアルカウントとなりますのでご注意を!!